京都のうたごえ75周年記念。
昨年は、野外フェスで楽しく盛り上がり、今年は、3月に北部で、5月18日(日)にはファイナルコンサートを長岡京記念文化会館で行います。うたごえ75年の歴史と今を歌を通して振り返り未来へとつなぎます。
私たちあくまで平和な合唱団は、数々のうたの中から、平和の思いを重ねられる曲として「生命の木、空へ」より「木は空を」を共に歌います。この歌は、1986年に広島で行われた原水爆禁止世界大会に参加した京都生協の代表者たちが、京都でも平和のうたごえを!と願い、林光さんに曲を依頼して生まれたものです。
今年は被爆80年になる年です。この曲を通して一緒に平和への思いを伝えませんか?
「木は空を」
木は空を指す 木は大地に根を張る
天と地をまっすぐにつなぐ
傾いた大地に生まれても あやまたず空を指す
(中略)
木は見た
天の火が人を灼き 光と雲が人を殺すのを
木は祈る 地の底のなげきを聴く
天へ向かって 木は祈る